人材育成

人材育成の方針

当社は、2023年度に「世界的潮流の変化に適応し、ステークホルダーの期待に応え、持続可能な社会への実現へ貢献するため」に7つのマテリアリティを策定しました。その実現のために、チームワークを重視した不動産のプロフェッショナルの育成に注力しています。
当社では、不動産のプロフェッショナルに必要な能力・スキル・専門知識を学ぶ機会を充実させています。また、不動産のプロフェッショナルとして中長期的に活躍するキャリアを築ける機会を設けています。

人材育成・キャリア形成

当社は、能力開発として、住友商事グループの階層別研修への参加、配属先での上司・同僚社員によるOJTに加えて、株式会社グロービスのスクール型研修への派遣、Udemyを活用した幅広い分野を学べるeラーニングの提供、資格取得支援制度の制定等、従業員が自発的に学ぶことができる機会も充実させています。
また、キャリア形成として、キャリアアセスメント(年1回、上司との対話を通して、将来ありたい姿や目指したい人物像を描き、その実現に向けた具体的なアクションプランを考える機会)や社内育成ローテーション(本人のキャリア希望をもとに、3つのビジネスラインとコーポレートを異動して経験の幅を広げることがきる)等、従業員が社内での中長期の活躍を見据えたキャリアを築ける仕組みを設けています。

階層別・テーマ別研修

当社では、昇格のタイミングで、住友商事グループの階層別研修へ派遣して、新しいグレードでの役割意識の醸成と体系的なスキルの習得を図っています。また、DE&I研修では、金融業界や不動産業界等の様々な経歴を持つ社員が集まる当社の中で、従業員一人ひとりがお互いを尊重しあい、これまで培ってきたスキルを存分に発揮するための取り組みとして実施しています。

SRM社員成長支援のしくみ

SRM社員成長支援のしくみ

専門研修

グロービスのスクール型研修への派遣

希望者には、講義や教材の質の高さで定評がある株式会社グロービスのスクール型研修への受講の機会を提供しています。他社社員との他流試合で刺激を受けながら、ファイナンスやマーケティング、プレゼンテーション等の業務に活かせる実践的な知識・スキルを習得しています。

自己啓発

Udemyを活用した幅広い分野を学べるeラーニングの提供

従業員が自分の好きな時間に自分のペースでビジネスに直結する会計・税務、法務、リスクマネジメント、財務、投資、内部統制、ビジネス英語等の幅広い分野の教育コンテンツ(12,000講座以上)を視聴して学習することができます。

資格取得支援制度

推奨資格の宅地建物取引士や不動産証券化マスターの受験料・更新費用、通信講座・テキスト代等の取得費用は会社が全額負担しています。不動産・金融関連の専門性を高める各種主要資格取得のための受験料、通信講座やテキスト代も会社が補助しています(年額10万円まで)。

当社の資格保有数
資格名 人数
宅地建物取引士(合格者) 50名
宅地建物取引士(登録者) 35名
不動産証券化協会認定マスター 31名
不動産鑑定士 3名
一級建築士 1名
ビル経営管理士 4名
不動産コンサルティングマスター 3名
証券アナリスト 2名
MBA 1名
司法書士 1名
AFP/FP2級 6名

※2025年4月1日現在

キャリア形成

キャリアアセスメント

年1回、上司との対話を通して、将来ありたい姿や目指したい人物像を描き、その実現に向けた具体的なアクションプランを考える機会を設けています。

社内育成ローテーション

本人のキャリア希望をもとに、3つのビジネスラインとコーポレートを異動して経験の幅を広げることができる仕組みを設けています。

人事制度

人事評価制度

当社では、人事評価制度は、従業員の成果に対する処遇への反映とともに、従業員の動機付けと成長の機会であると考えています。
期初に、上司と部下で目標設定を行い、その際に、可能な範囲でチャレンジングな目標を設定します。その設定した目標の達成に向けて、知恵を絞って考え、目標を上司部下間で共有化し、それにより大きな成果と従業員の成長を目指します。
期中には、中間フォロー面談で、上司と部下が対話して、目標達成に向けた進捗状況の確認とともに、目標達成に向けて従業員の動機づけを図っています。
期末には、期末レビュー面談を実施し、上司と部下で目標の達成について1年を振り返ります。評価確定後のフィードバック面談では、次年度に向けて、部下の成長課題の設定やモチベーションのアップを行います。
また、当社では、評価者を対象とする評価者研修を実施しています。特に、妥当性のある目標設定の仕方や部下へのフィードバックの方法の習得に注力した研修内容になっています。研修を通して、評価の考え方や評価スキルの統一、部下との対話スキルのレベルアップを図っています。

人事評価スケジュール

この表は左右にスクロールできます。

時期 3~4月 10月 翌年3~4月 翌年6月
種類 目標設定面談 中間フォロー面談 期末レビュー面談 フィードバック面談
内容 上司と部下が面談し、部室長から示された【期待役割】に応じた【個人目標】を設定 上司が部下と面談し、目標の進捗や状況の変化を確認。必要に応じて個人目標を見直し 上司が部下と面談し、期末終了時点で目標の成果を確認 部室長より部下へ評価結果をフィードバック

人事評価のしくみ

最終評価は、個人評価(目標達成度評価と職務遂行能力評価で構成される)と会社総合評価で構成される。

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目標達成度評価(業績評価) 職務遂行能力評価(行動評価)
評価対象 通年目標(原則4項目) ①コンプライアンス、②投資家重視、③専門性、④チームワーク・DE&I、⑤コミットメント、⑥リーダーシップ、⑦正確性・スピード(7項目)
評価方式 設定した水準の期待どおりの目標を達成したかどうか(9段階評価) 現行職務について期待どおりのレベルで遂行しているかどうか(9段階評価)
反映箇所 賞与 昇給・昇格